TOEICの教材を購入したらCD取り込まなきゃいけないし、プレイリストを作成して整理もしなきゃいけない。
あの作業、けっこう面倒ですよね。
そんな悩みを一発で解決してくれるアプリが、今回ご紹介する『abceed analytics』。
『abceed analytics』は、厳選されたTOEICの人気教材をスマホで効率的に学習できるアプリです。
収録された人気教材のリスニング音源を無料で聴くことができるだけでなく、ディクテーションやアプリ学習など、スマホ1つでサクサク学習できるのが魅力。
今回はそんな『abceed analytics』を徹底レビューしていきます。

URL | 【iOS】⇒こちら 【Android】⇒こちら |
料金 | 無料(App内課金あり) |
学習者レベル | 初級〜上級 (目標スコア400〜990点) |
目次
abceed analytics の評価と口コミまとめ

まず最初に、『abceed analytics』を使ってみて感じた評価と、他の利用者の口コミをまとめてご紹介します。
【評価】アプリの使いやすさと学習効果まとめ
評価 | |
---|---|
リスニング | (5) |
リーディング | (3) |
文法・語彙力 | (5) |
価格 | (3) |
学習効果 | (4) |
おすすめ度 | (5) |
『abceed analytics』はアプリ内の使う教材によって異なりますが、総評して「使いやすい」の一言に尽きます。
特にリスニング学習のしやすさは最強レベル。
教材の音声は無料でダウンロードできますし、ダウンロードした音声スピードも自由に変えられる、まさに万能の再生プレーヤー。
後で詳しくご紹介しますが、無料でここまでクオリティの高い再生プレーヤーは他に見当たりません。
いろんな教材をアプリ1つで学習できるのも便利ですね。
TOEICの教材って1冊1冊分厚いですし持ち運びが大変だと思いますが、『abceed analytics』があればわざわざ教材を持ち運びする必要もありませんし。
しかも、どの教材もカリスマTOEIC講師が著書の信頼できるものばかり。安心感が違います。
ただ、個人的にはリーディングの学習は本の教材の方が向いていますね。
スマホで長文読んでると目が疲れますし。
『abceed analytics』に収録されている教材をすでに持っているという方は絶対に入れておきたいアプリですね。
利用者の口コミ

『abceed analytics』は人気アプリゆえ、レビュー数が多く評価もかなり高めです。
今回はAppStoreの中から、有用な口コミを厳選してご紹介します。
凄く画期的なアプリ
★★★★★(5)お試しで特急シリーズの電子書籍版を使い始めたのですがすごく使いやすいです。
制限時間が表示され解答を選ぶとすぐに正解かがわかりかつ解説も読めるのですがゲーム感覚でどんどん進められます。さらには音声も聴ける。スマホがあればどこでもいつでも勉強ができます。TOEIC学習者にはすごくオススメです。
本によっては紙の本でなくて電子版だけでもいいかも
隙間時間の学習にも
★★★★★(5)とても良いです!
CDの読み込みといった面倒なプロセスも必要ありませんし、電車や業務の合間など隙間時間でTOEIC対策ができ本当助かっています。
学習のハードルが下がりました。色々な教材をお試しできるのも良いです。
電子版の対策本を買っても
★★☆☆☆(2)このアプリの機能をフル使用するには別料金が掛かります。
月々でアプリの料金を払っても、電子版の対策本を買わないとあまり意味がない気がする。
思ったよりだいぶお金がかかります。アプリ自体は使いやすいです。
電子版の対策本を購入した人にアプリ機能を使えるようにすべきだと思いますので、星二つにしました。
解答以外の語彙説明があれば尚良い
★★★☆☆(3)使いやすく見やすい。
ほぼ同額で書籍も販売されているが、自分にはアプリの方が使い勝手が良い。ただ、画面がテキスト形式ではないため、文中にある解答以外の「ちょっと調べたい単語」があってもiPhoneのデフォルト機能「単語長押し→調べる」が使えないため、面倒臭い。
価格を考えても、文中にある単語について語彙解説があった方が良かった。
かなり良いです。
★★★★★(5)かなり良いです。
最初は本屋で本を買って勉強していましたが、最近はこれオンリーです。
何にどの程度時間を掛けたかが把握でき、復習時もランダムに出題したり、間違えた箇所を出題したり、効率的に学習できます。
ただ、アプリ対応のコンテンツを増やして欲しい事と、買った本のアプリを買うのが少し不満です。
後者は最近「紙割」が導入されて緩和されました。
全体的に良い口コミが多いですが、中にはネガティブな口コミも。
フリーズする、購入した電子版書籍が消えている、商売がえげつない、などなど。
『abceed analytics』は無料とはいいつつも、なんだかんだで課金しないと学習できる内容も限られてしまいます。
フル活用するなら課金したいところですが、課金項目が色々とあるので結構お金がかかります。
電子版書籍も1冊結構するので、決してコスパが良いとはいえません。
とはいっても、『abceed analytics』はリスニングの勉強用には使いやすいので、「お金がかかっても大丈夫」と割り切れる方にとっては特にデメリットはないでしょう。
abceed analytics に対応している主な教材
abceed analytics にはTOEICの有名書籍が数多く収録されていますが、中でも人気度の高い書籍をピックアップしてみました。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問
- TOEIC L&R テスト 至高の模試600問
- TOEIC L&R テスト 新形式精選模試 リスニング
- TOEIC L&R テスト 新形式精選模試 リーディング
- TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
- 世界一わかりやすいTOEICテストの英単語
- みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
など
TEX加藤さんの金のフレーズはもうお馴染みですよね。
同じ著書の『TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問』も金のフレーズに並ぶ人気教材です。
この他、特急シリーズや新形式精選模試シリーズも人気があります。
もはや、abceed analytics に収録されている教材を使えばTOEIC対策はバッチリといえるレベルですね。
abceed analytics の無料で使える機能まとめ
『abceed analytics』には無料で使える機能が大きく分けて2つあります。
- リスニング音源の再生
- 自動採点機能
それぞれ見ていきましょう。
リスニング音源の再生

『abceed analytics』では、アプリ内に登録されている全書籍分のリスニング音源を無料ダウンロードすることができます。
例えば、TOEIC英単語帳で有名な「金のフレーズ」の音声データをダウンロードすれば、英単語とそれに付随するフレーズの音声を全て聴くことができます。
金のフレーズの本を持っている方なら、アプリの音声をそのまま使って学習できるので便利ですね。
仮に本を持っていなくてもリスニングだけで学習することも可能です。
さらに、
- リピート再生
- 音声スピード調整(0.5〜2.0倍)
- 3秒巻き戻し
にも対応しています。
ここまで対応しているアプリは他にないですよ。
自動採点機能・分析

問題を解いた後、面倒なのが採点ですよね。
ところが『abceed analytics』には、なんと解いた問題を自動採点してくれる便利な機能があるのです。
やり方は簡単で、マークシート画面に自分の答えをタップしていき、最後に採点をタップするだけ。
すぐに結果画面が表示されます。
スコアを見える化してくれるので、TOEICの模試であれば自分がどのパートが苦手かが一目瞭然。
弱点克服にも役立ちます。
abceed analytics にはTOEICの公式問題集のマークシート(解答)も収録されているので、 公式問題集を解く方は自己採点がラクにできますよ。
アプリ内課金方法と使えるようになる機能まとめ
abceed analytics をよりよく使いこなすためには課金がオススメです。
課金方法は以下の3通りあります。
- 電子書籍版の購入
- プレミアム会員
- Unlimited会員
1つずつ見ていきましょう。
電子書籍版の購入

abceed analytics では全ての教材の音声を無料でダウンロードできます。
ただ、本の教材を持っていればアプリの音声が役立ちますが、アプリのみの音声学習だけでは正直限界がある。
そこで、教材の電子書籍版を購入すると、学習モードを使えるようになり、アプリだけでも十分学習できるようになります。
学習モードは教材によって異なりますが、例えば「金のフレーズ」であれば以下の3つの学習モードが使えるようになりますよ。
- 書籍版の解説付き
- ディクテーション
- アプリ学習
それぞれ見ていきましょう。
書籍版の解説付き

電子書籍版を購入すると、金のフレーズ本家と同じ内容の解説が見られるようになります。
本と全く同じ内容なので、電子書籍を購入すればアプリのみの学習が可能になります。

また、本の教材を持っている方で電子書籍版も購入する場合は、「紙割」で最大40%割引になります。
本を持っていたけどアプリ学習に移行したい方は、ぜひ紙割を有効活用しましょう。
ディクテーション

「金のフレーズ」のアプリ版にはディクテーションモード(書き取り)が搭載されています。
収録さてた全フレーズのディクテーションができるので、単語を効率よく覚えられますしリスニング対策にもなり一石二鳥ですね。
アプリ学習

「金のフレーズ」のアプリ学習では覚えた英単語をテストすることができます。
間違えた単語のみを後で復習することもできるので、効率よく単語を覚えられます。
出題形式も4パターンあるので、自分に合ったパターンで学習しましょう。
プレミアム会員(有料会員)

abceed analytics には月額制のプレミアム会員プランがあります。
【料金プラン】
- 1ヶ月:360円
- 3ヶ月:720円(1月あたり240円)
- 1年:2,400円(1月あたり200円)
【プレミアム会員になると使える機能】
- MY単語帳機能
- ディクテーション機能
- 絞り込み機能
- MyBooks機能
- 総学習分析
ただ、個人的にプレミアム会員になるメリットはあまりない気がします。
ディクテーション機能については、電子書籍版を購入すれば無条件で使えるようになりますし。
MyBooks機能は自分の学習したい書籍をお気に入り登録できる機能。
MyBookに登録した書籍はオフラインでも学習できるようになるので便利なんですが、無料版だと1冊までしか登録できない。
2冊以上登録するならプレミアム会員になる必要があるんですね。
「複数の書籍をオフラインで学習したい」という方はプレミアム会員になるメリットがありそうです。
Unlimited会員

プレミアム会員とは別で、Unlimited会員というのもあります。
こちらは指定の人気教材が読み放題(使い放題)になるというもの。Kindle Unlimitedと同じようなイメージです。
【料金プラン】
- 1ヶ月:1,500円
- 3ヶ月:3,600円(1月あたり1,200円)
- 1年:12,000円(1月あたり1,000円)
【Unlimited会員で使い放題の書籍】
- TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問
- TOEIC L&R テスト 至高の模試600問
- TOEIC L&R テスト 新形式精選模試 リスニング
- TOEIC L&R テスト 新形式精選模試 リーディング
など。全30冊ほど。
TOEICの教材は単体で購入すると結構高い(どれも2,000円前後)ので、とにかく問題集の数をこなしたい方はUltimate会員になるメリットは十分あります。
ただ、Unlimited会員を解約すると今まで使っていた教材が使えなくなってしまうので、そこがデメリットといえます。
1つの教材を長く使い続けたいのであれば、単体で買ってしまった方がいいでしょう。
まとめ
以上、『abceed analytics』のアプリ紹介でした。
abceed analytics でできることをまとめると、
- TOEICの人気教材の音声データが無料でダウンロードできる
- 自動採点機能付き
- ディクテーション、単語クイズなど多彩な学習モード(電子書籍版の購入)
- ByBooks機能でオフラインでの学習が可能(プレミアム会員)
- Unlimited会員は指定の人気教材が使い放題(Unlimited会員)
となります。
本記事を参考に、ぜひ自分に合った使い方で学習してみてください。
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