近年、急速に普及しているスマートフォン(スマホ)。
普及層も拡大しており、最近では小中学生への普及が進んでいるというのですから驚きです。
僕がまだ小中学生だった頃は、「子どもが携帯電話を持つのはまだ早い」と言われていた世代でもあります。
ところが、調べてみると2018年現在は「スマホ(携帯電話)を持っていない人」の方が少ないんじゃないかってくらい、小中学生でも当たり前に持っていることが分かりました。
今回は小中学生のスマホ事情や、今後の小中学生の教育について僕の考えを述べていきます。
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目次
小中学生のスマートフォン所有率がここ数年で急増!小学生も3人に1人が所有。

あるニュースサイト、および政府の調査によると、2017年時点でのスマートフォン所有率は全世代で80%近くに達していることが分かりました。
さらに、年齢別にみてみると特に高校生以上、20代のスマホ所有率が90%と極めて高いです。
全体的に所有率が高まっていますが、特筆すべきなのが若年層のスマホ所有率の上昇です。
内閣府の資料「平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、ここ3〜4年で小中学生のスマホ所有率は10%以上も上昇しており、小学生のスマホ所有率も2017年にはなんと30%近くに達しています。
クラスでほぼ3人に1人が持っている計算になりますね。
ただ、30%という数字はあくまで全国的な平均であって、学校や地区によっては50%を超えるという統計もありました。
もはや、小中学生たちにとってスマホを持つことが当たり前といえるような世の中になりつつあります。
なぜ、ここまでスマホが普及しているのか?

なぜ、今小学生の間でスマホが普及しているのでしょうか。
中学生はともかく、小学生のうちからスマホなんて必要ないんじゃ、と思う方もいるでしょう。
考えられる理由としては、
- 周りでLINEやSNSが流行っているから
- ゲーム機の代わりになるから
- 子どもとの連絡手段として
- 今のうちからスマホを使いこなしてほしい
など。
特に、日本人のコミュニケーションツールとして欠かせないLINEの存在は大きいでしょう。
僕の世代ではポケモンがめちゃくちゃ流行っていたので、
「ポケモン持っていないと仲間に入れないんじゃないか」
という周りの風潮で親がゲーム機とポケモンのソフトを買い与えるのが一般的でした。
今はそれがスマホに代わったと考えられます。
スマホを持っていれば友達とLINEで連絡取れますし、オンラインゲームで友達同士遊ぶことも可能です。
実際に、10歳下のいとこ(男)いわく、彼が高校生の頃はクラスの友人とよくスマホのオンラインゲームで遊んでいたといいます。
また、親との連絡も取りやすいので、送り迎えの際の通信手段として持たせる親も多いと聞きます。
色んな要因がありますが、小学生にまで普及した最も大きな理由は「周りが持っているから」ではないでしょうか。
考え方は今も昔も変わりませんね(笑)
今後、さらに小中学生のスマホ所有率は増えていくでしょう。
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小学生がスマホを所持するメリット・デメリットを考えてみた

世間的には、小学生のうちからスマホを持つのはあまり良くないような見方もあります。
でも、それは僕の世代で「子どものうちからゲームをやるのは良くない」と言われていたのと同じ。
必ずしもスマホを持つのが良くない、とは言い切れないでしょう。
ということで、小学生がスマホを持つこと(持たせること)のメリットやデメリットを具体的に考えてみました。
メリット
- 親と連絡が取りやすいので安心
- 送り迎えの連絡がすぐにできる
- 友達との連絡が取りやすい
- ゲーム機の代わりになる
- 友達とオンラインゲームで盛り上がれる
親が子にスマホを持たせる一番のメリットは、やはり子どもとの連絡手段ができることではないでしょうか。
子どもがなかなか家に帰ってこないと心配になりますが、そんな時にスマホがあれば「今何してるの?」ってすぐに連絡取れますしね。
子どもにとっても、親とすぐ連絡が取れるので安心ですし、夜遅くなって送り迎えを頼みたい時もすぐに連絡できますし。
また、友達との連絡も気軽にできるので、友達と外出する機会も増えるかもしれません。
デメリット
- 変なサイトに接続してしまう
- ゲームで課金しまくって多額の請求がくる恐れ
- SNSで変な人と繋がってしまわないか心配
- スマホばかりで家族関係が気薄になりそう
- LINEなどでのいじめ問題
親が子にスマホを持たせる上で心配なのが、ネットへの接続ではないでしょうか。
変なサイトに登録して不当な請求が来たり、ゲームで課金しまくって多額の請求が来たり。
さらに恐いのが、SNSで変な人と繋がってしまわないかどうか。
実際にニュースでも、女子小学生がSNSで知り合った男性に連れ去られた、なんて事件も報道されていますし。
ネットに繋がっているからこそ、便利な反面あらゆる危険が潜んでいることも留意しておかなければなりません。
また、友達同士でもよくあるのが「いじめ問題」。
最近ではLINEでのいじめ問題も浮き彫りになっていますよね。
あるLINEのグループ退会した、というだけで仲間外れにされたり言いがかりをつけられたり。
ネガティブなことを書きましたが、「じゃあ、小学生には持たせない方が良いのか?」と聞かれた場合、個人的には「はい!」とも言えません。
どのみち、今後は小学生がスマホを持つのが当たり前という時代がくるでしょう。
大切なのは、スマホの使い方や危険性について我が子としっかりと話し合い、ちゃんとルールを決めることでしょう。
未来の学校教育はどうなる!?想像を膨らませてみた

さて、若年層に普及が進むスマホですが、今後さらに小中学生への普及が進むとどういった未来が訪れるのでしょうか。
僕の考えですが、今後さらにスマホやタブレットなどの端末が普及すれば、学校教育のあり方も変わっていくことが予想されます。
最近ではオンライン英会話やスタディサプリなど、オンラインで学習できるツールが増えてきました。
実際に海外の学校では、学生一人一人にタブレットを配布し、授業や宿題の提出もタブレットで行うスタイルが普及しているといいます。
そう考えると日本の学校も近い将来はそのようになるのでは、と考えられます。
そこで、今後日本でスマホやタブレットが普及していくことにより、日本の学校教育がどのように変わっていくかを勝手に想像してみました。
- 授業はオンラインで行われるようになる
- リアルの授業でもタブレットが使われるようになる
- 宿題は全てオンラインで提出
- 成績表もオンラインで配布
- 通信教育が普及し、毎日学校へ行かなくてもよくなる
- 登校日は自由に選べる(登校日数ノルマあり)
- 親御さんが子どもの学習状況をオンラインで把握できる
以上、完全に僕の希望というか、こうだったらいいな〜、っていう思い込みもありますけどね(笑)
もし学校へ毎日行かなくても良くなれば、きっと子どもたちにとっては天国かもしれませんね。
もちろん、このような未来が現実になったとしたら、
「子どもの教育によくない」
「全く勉強しなくなるのでは」
という心配の声もあるでしょう。
ただ、一つ言えることは、未来のことは未来になってみないと分からない、です。
スマホだって、まさかここまで普及するなんて、10年前は誰も予想できなかったはずですしね。
もしかしたら、思ったよりも良い方向に進むかもしれません。
僕自身もこれから子どもを持つ世代なので、他人事ではありません。
スマホやタブレットの普及により、学校教育がさらに快適で有意義なものになることを願っています。
まとめ
以上、小中学生のスマホ事情についてあれこれ述べました。
2018年現在まで小中学生のスマホ所有率ま毎年上昇しており、今後は小学生でもスマホを持っていて当たり前の時代がくるかもしれません。
それに伴い、学校教育や子どもの学習方法のあり方もどんどん変化していくでしょう。
僕はこれから親になる世代なので、子どもの学校教育のあり方には非常に関心があります。
今後、どう変わっていくのか楽しみですね。
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