どうも、管理人のヒロキです。
この記事では、スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)のコンテンツの1つである「TEPPAN英単語」についてお話します。
TEPPAN英単語は、TOEICの頻出単語をわずか1,410語までに厳選した単語学習コンテンツ。
TEPPAN英単語の1,410語をマスターするだけで、600点から990点レベルまでカバーすることができるのです。
ただ、本当にTEPPAN英単語を覚えただけでTOEICのスコアが伸びるのか、気になりますよね。
そこで、今回は実際にスタディサプリTOEICを使って学習している僕が、TEPPAN英単語の効果についてレビューしたいと思います。
(すでにTEPPAN英単語をコンプリートした上での効果をレビューします)

スタディサプリTOEICをすでに使っている方、これから使う予定の方の参考になれば幸いです。
目次
【レビュー】TEPPAN英単語の学習効果は?

TEPPAN英単語を約20時間かけて覚えた僕が、TEPPAN英単語を5つの項目で評価してみました。
項目 | 評価 |
---|---|
学習効果 | |
アプリの使いやすさ | |
例文のクオリティー | |
復習しやすさ | |
楽しさ |
結論からいうと、効果は十分あることが実感できました。
関先生の動画解説でも「1,400語マスターすればスコアレンジが1つ上のレベルにいく」と述べていましたが、本当にその通り。
Part3,4のリスニングでも聞き取れない単語がかなり減りましたし、Part6,7の読解スピードも飛躍的に向上しました。
(時間内に200問解けるようになるレベルのスピードです)
TEPPAN英単語に収録されている英単語は、TOEIC本番でも面白いくらいよく出現していたのでビックリでしたね。
もちろん、英単語以外にも勉強していましたが、TEPPAN英単語をマスターするだけでもかなりスコア伸ばせるのでは?と思っています。
ただ、学習効果以外の面ではイマイチな点も。僕が特に気になったのは以下の2点。
- 単語の検索機能がない
- 面白みがない
特に検索機能がないのは不便だなと思います。
僕の場合、パーフェクト講義の演習問題を解いた後に、「この単語、TEPPAN英単語に載っているかな?」と思う場面がよくありました。
そんなとき、TEPPAN英単語に検索機能があれば演習問題の単語と照らし合わせながら効率良く覚えられると思うんですけどね。
検索機能もですが、単語一覧もないので全体像が見られない…。
これらの点が僕にとって不満でした。
あとは、面白みがない(笑)
効果はあったので結果オーライなのですが、ちょっと単調すぎる気も。もっと楽しく学習できるような工夫があったらなと思いました。
これらの点が今後のアップデートで改善されることを期待しています。
TEPPAN英単語を使った勉強方法
続いては、TEPPAN英単語を使った具体的な学習方法についてお話していきます。
TEPPAN英単語は、以下の内容で構成されています。
- はじめに
- 目標600点(750語)
- 目標730点(340語)
- 目標860点(230語)
- 目標990点(90語)
「はじめに」ではTEPPAN英単語の学習方法を理解し、その後は目標スコアに応じて学習を進めていきます。
それでは、1つずつ解説していきますね。
【はじめに】関先生のガイダンス動画は必見!単語の学習方法について

TEPPAN英単語を始める前に、まずは関先生のガイダンス動画を視聴すると思います。
このガイダンス動画の中では、関先生が「どれだけの単語をどれくらいのペースで覚えるのが最適か?」といった目安を具体的に示してくれます。
具体的なスケジュールは以下の通り。
- 1週目…100単語×6日
- 2週目…100単語×6日
- 3週目…100単語×6日
- 4週目…1〜3週目の復習(300単語)
1日100単語を6日間かけて毎日学習し、1週間経ったら次の単語に進む。
月末ごとに3週分の総復習をしながら、最終的に5ヶ月かけて1,410語をマスターしていきます。
進むペースは遅いかもしれませんが、1週間で同じ単語に何度も触れると脳に焼きつくので忘れにくくなります。
【目標600点】簡単だけど頻出単語なので確実に押さえる!

まず最初に取り組むことになるのが目標600点シリーズの750語です。
中学で習うような比較的かんたんな単語も多いので、学習しやすいかと思います。

見慣れた単語が多いと思うのでついおろそかにしてしまいがちですが、この辺の単語はTOEICでやたらと出てくるので確実に押さえておきましょう。
【目標730点】見慣れない単語が出始めるが、600点越えなら必須!

600点レベルが終わったら、次は730点レベルの340語を学習していきます。
600点レベルの単語よりは難しく、見慣れない単語も多いですが、僕の感覚では大学入試に出てくる単語レベルに近いと思います。

一般国立、難関私立大学を受験している方なら見慣れた単語も多いはずなので、サクサク覚えられるでしょう。
730点レベルもTOEIC頻出なのでぜひ押さえておきましょう。
特に600点以上を狙っている方は必須といえます。
【目標860点】一気にレベルアップ!700点以上目指す方は必須

TEPPAN英単語も860点レベルまでくると一気に難易度が上がります。
難関国立や難関私大(MARCHや関関同立など)レベルの単語が頻出。

僕も初見で問題に挑んだことろ、ほとんど分からず正答率は40%前後という結果でした。
とはいうものの、TOEICの問題を解いていると度々860点レベルの単語が出てきます。
特にPart5,6,7の語彙問題や言い換えで問われることが多いので、このレベルの単語を覚えているかどうかでスコアに差が出てきます。
【目標990点】未知の単語が頻出!気合で90語覚える!

TOEICの頂点ともいわれる990点レベルの単語。
90語だけですが、どれも未知の単語ばかりで覚えるのに苦労するかもしれません。

それほど頻出するわけではありませんが、TOEIC900点以上を狙う方は必見の単語です。
復習トレーニング機能の使い方

TEPPAN英単語には、間違えた単語やチェック付き(うろ覚え)の単語だけを復習できる「復習トレーニング」が用意されています。

復習トレーニングではそれぞれ「不正解のみ」「チェック付きのみ」「不正解+チェック付き」の3パターンで問題を解くことができます。
最初は間違えることが多いので、たくさんチェックが付くかと思います。
(あやしいけど運良く正解した問題には、後で自分でチェックを付けておきましょう)

復習トレーニングは何度も繰り返し行い、覚えた単語はどんどんチェックを外していきます。
慣れてきたら、「設定変更」から単語の出題方法を変更してみても良いかもしれません。

以下のように選択肢を非表示にすることで、「本当に単語の意味を理解しているのか?」をチェックできます。

ここまでやって理解できる単語はどんどんチェックを外していきます。
最終的にチェックが全部外れたらコンプリートです。
【新発見!!】金のフレーズと一緒に覚えると効果バツグン!

僕はTOEIC対策の教材でもう一つ、「金のフレーズ」という英単語帳を使っいます。
(以下、金フレと略称します。)
あのTEX加藤先生の有名な著書です。かなり有名ですよね。
金フレは、TOEICで満点を取り続けているTEX加藤さんが、これまで80回以上TOEICを受験して得た知識やノウハウを全て注ぎ込んで作られた、究極の英単語帳です。
TOEIC頻出の1,000語が短いフレーズ形式で収録されており、市販のどの単語帳よりもシンプルで覚えやすいのが特徴。

そんな金フレを学習していて、ある日ふと気づいたことがあります。
それは、「TEPPAN英単語と金フレの出題単語がほぼ同じ」だということ!
僕はTEPPAN英単語も金フレも一通り全て学習したんですが、驚くことに同じ単語ばかり!
8割くらいは共通の単語でした。

つまり、金フレの英単語を覚えればTEPPAN英単語の8割はカバーできてしまうのです。
正直、英単語やるなら金フレの方が学習しやすいので、TEPPAN英単語やらずに金フレだけ学習するのもありだと思います。

ただ、TEPPAN英単語は金フレだけでは補えない重要単語も含まれているので、理想を言えばTEPPAN英単語と金フレを同時並行で学習することをオススメします。
まとめ
以上、ここまで読んでいただきありがとうございます。
TEPPAN英単語の学習効果、勉強方法についてお話させていただきましたが、僕の感覚ではかなり効果が得られる学習コンテンツだと思います。
TEPPAN英単語は1,410語と少なめなので、市販の英単語帳に比べると単語数では特別秀でているわけではありません。
ただ、TEPPAN英単語のすごいところはその単語チョイスの的確さにあります。
僕も最初はあまり期待していませんでしたが(←関先生に失礼)、実際にTOEICを受けてみたらビックリするほどTEPPAN英単語の単語が出題されていたのです。
どうせ同じ英単語を覚えるなら、なるべく少ない労力と単語数で高得点取れた方がいいに決まっています。
スタディサプリTOEICを受講している方、これから受講する方はぜひTEPPAN英単語も上手く活用してみてください。